プラスチック・フリーの生活(昔はどうだったのか?)

プラスチック製品があふれている今を考えるブログ

キッチンにあるプラスチック製品をへらす・スポンジやめて、たわしはどうだ

キッチンは、プラスチック製品に満ちています。

わたしは実家の居候の身分なので、自分で買ったものではなく、すでに家に備え付けのものを使っているわけですが、買い替える必要がある時は、自然素材のものを選んでいます。

 

plasticfree.hatenablog.com

 

キッチン用品はなかなか消耗、破損しないものが多いので、使えるものは、使っています。

 

家のおたまは金属製のものと、合成樹脂のものがあったのですが、合成樹脂のものの着色汚れが、どうにも落ちなくなったので、捨てました。

代わりのものは当分買わずにおくことに。

1本でもなんとかなりそうな気がします。

 

とここまで書いて、ウィキペディアでおたまを調べてみたところ、なんと。

あれは、「オタマジャクシ」、お玉杓子と言うのが正式名称だと知りました。

「おたま」と言うのは略称なんだそうです。

50年以上生きていますが、知りませんでした。

確かにおたまなんて名前は、カジュアルすぎます。

 

さて気を取り直して。

台所スポンジはすぐ消耗して買い替えますね。

こればっかりは、ウレタンスポンジ以外の選択しないのではないか、と思い込んでいましたが。

そんなことはありませんでした。

 

だいたいスポンジと言うこの英単語、もとをただせば「水生生物の海綿動物、特に加工して入浴用などに用いられるモクヨクカイメンおよびその加工品のことである」と、ウィキペディアに書いてあります。

 

わたしの電子辞書の広辞苑にも、第一番目に

①海綿

と載っています。

海綿形状のものをスポンジと呼んでいるのであって、一般的な台所スポンジだけがスポンジではないと分かります。

 

簡単に買えるものでは、セルロースのスポンジがあります。

セルロースは植物の細胞膜や繊維の主要な成分をなす多糖類。

セルローススポンジは、自然素材と言ってよいのではないかと思います。

 

 先日SNSで、マレー人の友人がシェアした記事に、「食器洗いのスポンジに、ココナツの繊維を使おう」と言うのがありました。

いいアイデアですね!

ココナツの繊維とは気がつきませんでした。

 

マレーシアでは料理にココナツミルクを使うので、ココナツの実を自宅で使うことがあります、田舎暮らしの場合ですが。

ココナツミルクなど、中身を取り出した後の殻、その殻の繊維を使って皿を洗っている動画を見てなるほど!と思ったわけですが。

 

そのココナツの繊維は、ハンギングバスケット用の詰め物として、安価でガーデニングセンターで売っています。

しかしそれには、ガーデニング以外の目的で使用しないでください、的な注意書きがしてありまして。

そんなものを見ると、わたしは気が小さいので、その注意書きに従ってしまうのでした。

  

そしてとぼとぼと家に帰ってきて、はっと思いつきました。

日本で発明された亀の子だわし、あれはヤシの繊維ではなかったか、と。

 

ja.wikipedia.org

 

当初はシュロの繊維が使用されていたが、大正末期から昭和初期にかけて原料としてのシュロが不足し始めたため、より安価なヤシの繊維(パーム)が用いられるようになった

 

やっぱり、思った通りでした。

今家には、靴を洗うための柄付きたわしが使われずに余っているので、それを皿洗いに利用してみようと思います。

靴洗い用ブラシ、と呼んだりしますが、あれは紛れもない「たわし」です。

 

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靴用のたわしは硬さがあるので、プラスチックのタッパーを傷つけてしまうような気がするので(プラスチックのことを書いているわたしですが、今はまだタッパーは使っています)、現在スポンジと併用しながら、使っています。

まったく問題ないですよ。

次回買い替える時は、プラスチックの柄のない、亀の子だわしを買います。

 

読んでいただきありがとうございます