ゴミをポイ捨てする前に、想像力を駆使してほしい
プラスチックのゴミに限らず、ゴミを不当に捨てる人がいます。
悲しいですが。
どうしてそんなことができるのでしょうか。
日本は世界的に見れば、清潔な国ですが、ゴミ問題がないわけではありません。
2018年の暮れ、SNSでシェアされた読んだ記事でわたしはがっかりしました。
この写真、何度見ても本当にがっかりしますね。
「ゴミ持ち帰りください」の看板の周りに散乱する多数のゴミ。
なぜこんなことができるのでしょうか。
漫才コンビ、ツービートが1980年代に流行らせた流行語だそうですが、これはまさに日本人の悪しき行動パターンをよく表していると思います。
一人ではやりません、でも。
みんながここに捨てているから構わない。
自分だけが悪いわけではない。
そう思って捨てているのでしょう。
思考が停止して、何も考えていないのだと思います。
それとともに、想像力の欠如もありますね。
自分の目の前からごみが無くなればよい。
その先のことを想像することができないのです。
このことは、いろいろなことにあてはめられます。
立ち止まって想像してみてください、その先のことを。
ゴミのポイ捨てをする前に、そのゴミがどうなるのか。
ごみが散乱して、迷惑を受ける人がいる。
それを片付ける人がいる。
海に流れ着いて、海洋が汚染される。
動物たちがそれによって、体調を崩したり、命を奪われる。
食物連鎖により、ゴミから出た有害な物質が、人間の体内に入る、などなど。
〈太平洋岸で、ウミガメの卵を保護する取り組み〉
日本ではごみの分別が進んでいますが、それでもその網目から漏れたプラスチック製品が、ゴミとしてやがて海にたどり着きます。
買い物をするときに、ちょっと立ち止まって考えてください。
そのものが、その後どうなるかということを。
人間には想像力があるのです。
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まず自分がゴミ自体を出さないようにと考えると、買い物の仕方が変わります。
結果、無駄もなくなり、節約にもなっていきます。
プラスチック製品をやめて、自然素材のものが部屋に増えると、見た目もよく、生活に潤いがあふれます。
人生も豊かになるのではないでしょうか。